ONKYO SE-90PCI 24bit/192khzの世界


 E-MU 0404のおかげでだんだんCDをパソコンに取り込んで聴くようになったが、そうなると、今度はもっといい音で聴きたいとおもうようになるもので、次に購入したのがこの「SE-90PCI」。0404とパソコンに2枚差しで聞き比べてすぐにわかった。「SE-90PCI」の圧勝である。アンプから出てくる音のレンジ、広がり深み、厚みが違う。昔、背伸びして買ったDENONのCDプレイヤーをつないで、このアンプまだまだいけるなとおもったときと同じ感触がした。
 アップサンプリングをはじめたのは、さらにこのサウンドカードの力をみてみたい、DENONのアルファプロセッシングの音をパソコンからも出してみたいとおもったからで、はじめは24bit/96khz、そして徐徐に24bit/192khzの世界へと踏み入れていった。いい音とは不思議なもので聴いているとだんだん耳の血行がよくなって、かゆくなってくる。耳がよろこんで聴いている感触がしてくるものである。

 さてのSE-90PCIのコアチップはVIA社のもので、個人責任になるがドライバをONKYO社からではなく、VIAから直接最新のものにすることでインターフェイスもよくなるので試したい。実際に176.4khz、192khzの音源再生を行いパネル上もそれが表示されるかを確認できる。