CPUクーラーとVGAカードを交換

 ファン交換と増設で高い効果が得られたので、CPUクーラーも交換してしまおう。購入したのは夜叉というもの

 左が夜叉で、右の小さいのがリテイルのクーラー。特質すべきはそのフィンで、でかく、ケースぎりぎりまでそびえ立つ。とはいえ、写真でわかるように、向こうが透けてみえるほどでエアの通りもよさそうだ。CPUから銅パイプで奪った熱をこのフィンに拡散させ、あとは、ファンでエアーを吹付け熱を奪わせるというしくみ。
 はじめてCPUクーラーを交換したのだが、ちゃんと取り付けられたか不安になる、せっかくP183はバックプレート用にマザーボード背面作業用の穴があけられているのだから、バックプレート式のクーラーの方が、しっかりつけられるのでよかったかもしれない。しか冷却性能、静音性はぴかいちである。
あとVGAカードもHD5750はわたしにとっては高性能すぎたので、性能は大分落ちるがファンレスタイプの5450に換装している。

 CPU温度は予想どおり下がったが、MBの温度は逆に上がった。これはリテイルファンは上からエアーをふきつけるしくみで、その結果CPU周辺の熱も奪うことができたためと考えられる。一方交換したクーラーのファンはフィンのみに吹き付けるしくみで、CPU周辺の冷却効果が減少したためだろう。また負荷時にまったく45度を超えることがなくなった。負荷をかけたときにリテイルクラーとの性能差が際立つ結果となっている。
 現時点でのPCケースのエアフローは次のようになった。(フロント中段ぼボックスは実際には外しています。つまり空洞になっています)