いいPCケースがほしい Antec P183

 とっても久しぶりの自作パソコンなので、どこをどうみたらよいのか...今の規格は昔と違うんだろうなーとおもいつつ、まずは関連サイトをざっと斜め読みを1ヶ月ほどした。そうするとだんだん新しい用語にも慣れて、意味もわかってくる。
 さて多くの「熱い」自作パソコンのブログをみてわかったのは、規格などは当然新しくなってはいるが、基本は同じ。抑えるポイントは変わらないんだなーということ。
 また今回はオーディオ専用ではないが、オーディオの役割を期待するパソコンでもある。一般にオーディオ機器の選定で注意すべきことも抑えておきたいが、これも自作パソコン愛好家が注目しているポイントともそうは変わらないようだ。
 いろいろ検討した結果、ANTEC P183にした。パソコンに詳しい知人によれば「やっぱりANTECですか」との一言。この世界ではANTECは知らぬ人はいないということか 。
 さてまずは大きさだが、このP183は決して小さくないケース、いいかえれば大きいほうである。大きければ配線が楽だし、無理にコードをひんまげることもなく済む。コード類によって筐体内のエラーフローが塞がれることもあるようなのでやっぱり大きいのがいいだろう。
 あと大きくなると当然重くなる。これも大事。カタログスペックでは14Kg。手元のDENONのCDプレイヤーよりも軽い。もっとあってもいい。必要ならあとで重しをいれよう。
 次に頑丈な筐体がいい。このP183はアルミプラスティックアルミの三層構造。ケースを叩けば鉄板のカンカンとかコンコンという音ではなく、こつこつという鈍い音がしていいね~。これまで使っていたパソコンとは大分違うぞ。
 次に自作向けこなれた細かい配慮がうれしい。電源ユニットが底にくるのは素晴らしい。そういえばたいていのパソコンでは電源は天面に張り付いている。そしてこの電源がある下部とは、内部仕切りで区切られて独立ルームのような形をしている。
 他にも電源ユニットやハードディスクの装着点にはシリコンゴムがたっぷり使われて、振動をケースに伝わるのを抑えている点もいい。あとはその大きさ故が、マザーボードの背面に配線できるのもいい。やっぱりマザーボードのコンデンサーが立ち並ぶ上に、ケーブルが張り巡らされるのは見たくはない。