RAID0が破損したので、今度はRAID1で構築する

 実はもう1年近く画面右下の通知アイコン、Intel Matrix Storage Consoleが障害を通知していた。PCを組み立てたときに興味半分、容量2TBほしい半分を理由に、1TBのハードディスク2台でRAID0を組んでいたのだが、そのうち1台で障害マークがついていた。

 まあよくこれまでもっていた。しかしイベントビューアでみるエラーの内容、頻度からとうとう終わりをむかえそうになってきたので、リフレッシュの準備をはじめることにした。

 まずは価格も落ち着いてきたハードディスク2TBを2台購入した。こんどはRAID1にしよう。あとはWindows7のインストールCDやら、ドライバのCDなどをかき集めたり、念のため2次バックアップもとったりして、まあ準備ができだろうとおもった時、ほんとうに逝ってしまった。起動しなくなったのである。

 バックアップもあるしと落ち着いてRAID0を構成していた1TBのハードディスク2台を抜いて、代わりに2TBをセット。ちなみに前は日立製だったが、今回はWD製である。久しぶりにみたマザーボードのマニュアルをみながらRAID1を構成して、いざWindows7をインストール。順調にバーが進み、しばらく部屋を離れていたのだが、戻ってきて初めてみるエラー「このコンピューターで動作するように Windows を構築できませんでした」が表示されていた。

 一瞬??となったが、昔NTやLinuxでもよくこんな状況はあったなと、原因はなんだったかと思い出そうとして、そこから1時間、とりあえずインストールプロセスを繰り返すものの、同じところで同じエラー。当時どうやって回避したかちゃんとブログに書いておけー

 とはいえ頭の体操は無駄ではなかった。RAIDのドライバ関係だろうと推測して、Intelのサイトをみると「Intel Matrix Storage」が「Intel Rapid Storage Technology」に変わっていたが、最新のそれのZIP形式のドライバをダウンロードして、USBメモリにコピーして、インストール途中で読ませるとOK。なんだ10年前と変わらないなー。

 RAIDのコンソール画面は少しかっこよくなっている。まあRAIDも1だろうが5だろうが信用していないので、ちゃんとバックアップをとろうと改めておもう。膨大なアップサンプリングデータは失うのは、それをまた作りなおすのは避けたい。


(この3年後の話)